トップページへ戻る ファイルの圧縮と解凍 1 〜圧縮/解凍とは?〜

 皆様は、ファイルをダブルクリックしても開けなかったり、逆に、複数のファイルを誰かに転送したい時に、いちいち1つ1つ添付するのは大変だな、と思った事はありませんか?

 このような事を解決するためには、圧縮と解凍について知る必要があります。

■圧縮とは?

圧縮とは簡単に説明すると、ファイルを元に戻せる状態を保ちながら容量を小さくする事、そしてフォルダや複数のファイルを1つのファイルとしてまとめる操作の事をいいます。
もともとデータを転送する時に転送量を減らすための技術です。

■解凍とは?

解凍とは圧縮されたファイルを元に戻す操作です。圧縮されたファイルはそのままでは使えないので、元に戻す操作が必要となります。

ではファイルを圧縮、解凍するためにはどうすればいいのでしょう?
 ファイルの解凍と圧縮方法は、主に2つあります。
(※ ここからはWindowsをお使いの方向けの説明です。)

1.Windows標準の機能を使う

 Windows(XP以降)にはもともと標準でZip(ジップ)という圧縮/解凍形式があります。“拡張子”は「.zip(ドットジップ)」です。
    
     ↑「Zip」ファイルのアイコン
“拡張子”についてはいずれご説明いたしましょう。

2.圧縮/解凍ソフトを使う

圧縮/解凍ソフトをパソコンにインストールして使う方法です。フリーソフトでいくつかありますので、それを利用するといいでしょう。


圧縮/解凍の利用方法はいろいろ考えられます。
・ ダウンロードしたファイルが圧縮されていた時
データ転送の効率などの理由により、通常ダウンロードされるファイルのほとんどは圧縮されています。中には自己解凍形式(自分自身が解凍機能を持っている)のファイルもありますが、自分で解凍しなければいけないファイルも数多くあります。
・ 複数のファイル、あるいは容量の大きいファイルを送りたい場合
メールソフト(メーラー)でメールなどにファイルを添付して送信した事のある方はご存知かと思いますが、複数のファイルを送ろうとすると、1つ1つ添付しなくてはならないので非常に手間がかかります。圧縮して1つにまとめてしまえば、その分手間が省け、受信する相手にとっても扱いやすくなります。ただし、相手も解凍ができる必要があります。

 Zipファイルのように、圧縮されたファイルにはそれ専用の“拡張子”があり、解凍/圧縮について知るには、まずこの“拡張子”について知る必要があります。

※ 「圧縮/解凍」は意味的には対義語としては正しくはありませんが、データを扱う時に関しては最も定着した言い方ですので、馴染んで頂けたらと思います。ちなみに、対義語として正しく使うなら、「圧縮/伸張」もしくは「凍結/解凍」となりますが、こちらもデータを扱う時にも正しい用法として使われていますので覚えておくといいかもしれません。

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