トップページへ戻る ファイルの圧縮と解凍2 〜拡張子とは?〜

 圧縮されたファイルにはそれ専用の“拡張子”があります。今回はこの“拡張子”について簡単に説明した上で、圧縮ファイルによく使われる拡張子をご紹介しましょう。


■拡張子とは

拡張子とは、ファイル名の最後に付くファイルの種類を識別するための文字列の事を言います。通常はファイル名本体の後に大体3文字で記載されます。

「ファイル名本体」+「.(ドット)○○○」

 この最後のドット以降の文字が“拡張子”と呼ばれます。

 例:lhaz133.exe
    ”exe(エグゼ)”とは,実行できるプログラムファイルの一種です。

 “拡張子”はあらゆるファイルに付いており、分野ごとにいくつか代表的な拡張子があります。他の分野の拡張子はいずれまたご紹介しましょう。今回はその中でも特に、圧縮/解凍に関わりのある拡張子をいくつかご紹介します。


・zip(ジップ)

 前回でも軽く触れましたが、「Zip形式」の圧縮ファイルの拡張子です。「Zip形式」は世界中で最も広く普及していて、WindowsME、XPなどに標準で機能が付いています。


・lzh(エルゼットエイチ)

 LHA形式の圧縮ファイルで利用される拡張子です。LHAはZipと並んで最もよく使われる圧縮形式の一つです。


 圧縮されているファイルの中で最も多いのはこの2種類となります。まずはこの二つの拡張子に馴染みましょう。参考までに、その他のよく利用される拡張子もご紹介しましょう。


・ rar(アールエーアール)

RAR形式で圧縮されたファイルの拡張子。上記2つより高圧縮(容量をより小さく出来る)。


・ cab(キャブ)

CAB形式で圧縮されたファイルの拡張子。ソフトウェアの配布によく使われる。キャビネットファイルとも呼ばれる。


・ lhz、lha(エルエイチゼット、エルエイチエー)

「lhz」と同じくLHA形式の圧縮ファイルで用いられる拡張子です。「lzh」と違い日本ではあまり用いられません。

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