トップページへ戻る キーボードのお話

キーボードとは?

 今更。。と思うかもしれませんが、キーボードとは、長方形の形をし、文字や特定の操作に使うためのキーが配置されている「入出力機器」です。キーを押す事で、そのキーに対応した情報がコンピュータに送信され、コンピュータはその情報に応じた操作をします。現在では、主に文字や数字の入力に使われています。入力される文字については、後述の「文字の種類」をご覧ください。

キーの配列

 様々な配列がありますが、日本で最もよく使われるキーの配置は、JISキーボードと呼ばれるものです。市販されているデスクトップ用キーボードの多くは、このJISキーボードの配列を中心に、文字キーと数字キー以外のキーに若干の配置換えを行ったり、独自のキーを付け加えたりしてあります。

 ノートパソコンのキーボードの配列は、このJISキーボードからテンキーと呼ばれる部分(右側の数字が計算機の様に並んだ部分)を取り去り、外側部分のキーの一部を狭い範囲に収まるように並び替えたものです。
中には上記のテンキーの部分だけのキーボードも市販されています。数字の入力が多い方や、ノートパソコンでもテンキーが欲しい方用にです。

キーボードの形状

 上記のように、キーボードは基本的には長方形の形をしていますが、中にはより入力しやすいよう配慮し形状を変化させたものもあります。

接続の種類

 キーボードの接続の種類は、基本的にはマウスと同じです。
  PCとの接続端子タイプ別に説明しましょう。

PS/2接続
マウス、キーボード専用の端子。パソコンの電源が入った状態での抜き差しは出来ないものもある。
USB接続
様々な機器を接続できる端子。マウス、キーボードの留まらず、あらゆる機器を接続できる。基本的には電源が入った状態での抜き差しが可能。

 現在販売されているものの中には、初めからUSB/PS/2変換器(USB→PS/2変換アダプタ)が添付されているものもあります。

線の有無

有線
マウスとパソコンを直接線で繋ぐ最も基本的な接続方法。比較的安価。
無線(ワイヤレス)
接続端子に電波の受信機を取り付け、キーボードの操作を無線で受信する方式。キーボードからは電波が発信される。線が無いので邪魔にならない反面、電池が必要で、距離の制限もある。

文字の種類

 キーボードで入力できる文字は、様々なものがありますが、文字の種類、文字の大きさ(情報量)によって大別されます。

文字の種類
通常のキーボード、及び言語設定で入力できるのは、ローマ字、ひらがな、カタカナ漢字、数字、記号などです。キーごとに対応した文字が書いてありますね。Windowsの言語の設定をカスタマイズすると、さまざまな外国語にも対応できますが、どのキーがどの文字に対応しているかまでは、自分で調べなければなりません。
文字の大きさ
 パソコンで扱われる文字については、半角と全角の2種類があります。全角は半角の倍の大きさと情報量があります。ひらがなと漢字は全角しかありませんが、カタカナ、ローマ字、数字などは全角と半角の2種類あります。後々詳しくご説明しますが、アドレスやパスワードなどは、基本的には半角のローマ字、数字しか使えない場合があるので注意が必要です。

 今お使いのキーボードについて、ご理解頂けたでしょうか?

購入について

 これから購入を検討する方は、形状や、有線/無線や、日本語/英語キーボードなど、上記の内容を踏まえて、自分に合ったキーボードを選んでください。
 現在の所、キーボードの価格は、有線が600〜2000円、無線が3000〜4000円前後となっています。値段の差は、使いやすい形状かどうかに主に左右されているようです。購入を検討中の方は、商品の説明をよくみて、自分に必要な機能かどうかを値段とともに考えてみましょう。
※ キーボードの値段が知りたい方は「価格.com キーボード」を参考にすると良いでしょう。


関連サイト(参考)
キーボード (コンピュータ) フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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