トップページへ戻る キーボードのトラブル

 ここでは、キーボード関連のよくあるトラブルについてご説明します。

キーボードが反応しない方はトラブル例1を、反応はするけれども入力がおかしい方は、トラブル例2をご参考ください。また、記事下部にてよくあるトラブル例が記されていますので、そちらも合わせてご参考ください。


●トラブル例1 キーボードがまったく反応しない


まずはどこが原因かを切り分ける

本体のPCの電源を入れてみましょう。入れてすぐにキーボードの3つのランプ(Num Lockランプ Caps Lockランプ Scroll Lockランプ)が点灯すれば、正常に接続されています。
次に、電源が入ってすぐの状態でDeleteキーやF2キーなどを押し続けてみましょう。BIOS画面に入る等、反応があればとりあえず本体は完全には故障していません。その場合はトラブル例2の方があてはまりますね。
この操作でも反応がまったく無い時は下記の3つの場合を参照してみてください。

※BIOS画面・セーフモードの起動はメーカーや機種によってそれぞれ手人が異なる場合がありますので、不安な場合はパソコンの取扱説明書を参考にして下さい。


1.有線、コードがある場合

コードで繋がっているものが動かない場合、コード内部での断線、もしくはキーボード本体が故障している可能性があります。PS/2コネクタ接続の場合は下記の(・PS/2接続キーボードの場合)をまず参考にしてみて、それでも直らない場合は断線もしくはキーボード本体の故障の可能性を疑ってください。

 USB接続キーボードの場合
まずパソコン側の同じUSB接続口に何か違うUSB機器を繋げてみて、正常に動くかどうか試します。もし別のUSB機器も動かない場合は、そのUSBポート(接続口)の故障と考えられますが、動いた場合は断線かキーボード本体の故障の可能性があります。
 PS/2接続キーボードの場合
PS/2接続はUSB接続と違い、パソコン起動時にコネクタに接続されていないと、動作しない場合があります。これはパソコン(マザーボード)によっては起動後に接続しても操作するものもあるようですが、起動後の接続に対応していないものは、一度電源を落として接続しなおしてから再度起動して上げましょう。

2.ワイヤレス、コードレスキーボードの場合

ワイヤレス式は無線という機構上、距離の制限があります。あまりにも遠くに置いてしまうと、PC本体についている受信機まで電波が届かず、結果的に動作しなくなってしまいます。間に障害物がある場合も同様ですので、キーボードと受信機の回りはきちんと整理しておきましょう。そしてもう一つのよくある原因が電池切れです。画面上に電池残量を確認できるメーターがある場合はそれで残量を確認できます。

上記の2つで、キーボード本体の問題なのか、接続される側が原因なのか、あるいは他の部分が原因なのかがある程度分かると思います。原因に応じた対策を検討しましょう。


●トラブル例2 反応はするが、うまく入力できない

 まずはちゃんとコネクタに接続されているかを確認します。接触不良の場合は予想もできないような誤動作を起こしたりします。次に、最近になって何かしなかったか(落としたりして衝撃を与えた、何か飲み物をこぼしたりした)を念のため思い出してみます。キーの隙間にホコリなどが溜まっていないかどうかもチェックしましょう。溜まってる場合はPC清掃用のエアスプレーなどで取り除いてあげます。あまりにひどい場合はよほどお気に入りにキーボードでも無い限りは、買い換えた方が無難です。

 上記に当てはまらない場合は、ソフトウェア的な原因が考えられます。キーボードトラブルの中では一番原因が判別しにくいところでもあります。。
 まずは落ち着いて問題の把握に努めます。具体的には、

1.何を使っているか?
どのメーカーの物か、どんなタイプの物か?買ったパソコンについてきた場合はそのメーカーが当てはまります。
2.何をしていて問題が起こるか?
特定のアプリケーションで起こるのか?特定に部分に入力して起こるのか?特に無い場合は、直前に何をしてからそうなったか?を思い出してみましょう。
3.どんな問題が起こるか?
どのキーで起こるのか、正常な場合とどう違うのかをなるべく具体的に把握しましょう。

 ある程度症状がはっきりしてきたら、検索エンジンで同じ症例が無いかどうか検索したり、メーカーのホームページやサポート窓口に問い合わせてみましょう。


●よくあるトラブル例

1).入力方式が切り替わっている場合

 Num Lock、Caps Lock

 アルファベットが大文字で入力されている場合はCaps Lockがかかっています。テンキーが打てない場合はNum Lockです。どちらの場合もキーボードのランプで確認できます。Caps Lockの場合は[Caps Lockキー]と[Shiftキ]を同時に、Num Lockの場合は[Num Lock]キーを押せば解除できます。

 ローマ字入力、かな入力

 いつも通り入力しているのにまったく違うひらがなが入力されてしまう場合、あるいはその逆で、ローマ字が入力されてしまう場合は、ローマ字入力/かな入力が切り替わっています。
[Alt]キーと[カタカナ/ひらがな]キーを同時に押せば、切替ができます。

言語バー

 Caps Lock、かな入力モードは、言語バーの右端の部分でも確認できます。Caps Lockがかかっている場合は上の[Caps]ボタンが凹んで見えます。かな入力の場合は下の[KANA]ボタンが凹んで見えます。両方とももう一度ボタンを押すと解除できます。


2).正しいドライバがインストールされていない場合

 何らかの原因で通常の106/109日本語キーボードと101/102英語キーボードが誤認識されている場合などがあります。症状としては、

  • " @ " キーを押すと " [ " が入力される、そのほか記号キーが正しく入力されない。
  • [半角/英数] キーを押すと " ` " が入力される、など。

解決方法がMicrosoftに詳しく記されていますので、Microsoft サポートオンラインをご参考ください。

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