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メモリの増設

 ここでは購入から取り付けまでを解説します。

 ではまず、メモリの購入の際の注意点をご説明します。

 え?アレだけ説明しておいてまだあるの?とお思いかもしれませんが、この内容はメモリにとどまらず他のパーツにおいても注意すべき点なので、是非ご理解いただければと思います。

● リテール品とバルク品

 PCのパーツは販売時の扱いによって2種類に分かれます。簡単に説明すると、以下のようになります。

 リテール品
メーカーが正規で出荷した品で、きちんと専用の商品箱に梱包され、マニュアル等もついてきます。メーカーの保証とサポートの対象でもあり、その分値段は割高です。
 バルク品
品物自体はリテール品となんら変わりありませんが、簡易な梱包でマニュアル等もつかず、保証やサポートも短い分、割安になっています。

 その違いからバルク品は慣れた方に好まれる傾向にあります。

 詳しくは、こちらの「Wikipedia項目」をご参考ください。

  リテール品 http://ja.wikipedia.org/wiki/リテール品
  バルク品  http://ja.wikipedia.org/wiki/バルク品

購入方法は主に店頭で買うか、通販で買うかのどちらかになります。店頭で買う場合は店員が案内してくれ、かつ購入後の保証やサポート等についてもお店で相談にのってくれます。自分のパソコンに合ったメモリの選び方1で紹介した内容を覚えて置けば、相談の際スムーズ選ぶ事ができます。通販の場合はお店に行く手間が省け、いろんな商品を比較できます。それぞれの利点を考えながらどう購入するかを検討するといいでしょう。

購入までの見通しがついた方には、いよいよ取り付けについてご説明致します。取り付ける方法は2通りあります。

 ・お店で取り付けてもらう
基本的には有料(数千円程度)ですが、購入と取り付け同時申し込みで割引をしているところもあります。増設はしたいけど、自分でつけるのは怖い方や、手間をかけたくない方にはおすすめです。取り付けサービスをお店で行っているかどうかを店員の方に相談してみましょう。
 ・ 自分で取り付ける
自分で実際にPC本体を開けて付けます。物によってやや難しい所についていたりしますが、専門的な技術が必要というわけではありません。

 お店で付けてもらいたい方は店員に相談してみましょう。案内してくれるはずです。

 いや、やはり自分で付けたい!という方は、以下の点だけ注意しましょう。

 ・通電状態で本体内部やパーツに触れない
 交換する際は当然本体電源を切りますので、そんなのは当然じゃん!と思うかもしれませんが、電源を切っていてもケーブルを抜かない限り(ノートの場合はバッテリーも)、電気は微量に通っています。静電気もNGです。対策としては、ケーブル等をすべて取り外してから電源ボタンを何度か押しましょう。そうする事で残留電気は全て消費されます。その上であらかじめ金属などに触れて静電気を放電しておけばとりあえず問題は無いでしょう。
 ・絶対に無理はしない
 ノートの場合は割と簡単ですが、デスクトップや一体型は物によっては本体の分解手順がやや複雑な事もあります。分解の際はできれば説明書や本体内部の図面等を参考にしましょう。どうしても不安が残る場合は無理はせず、お店にお願いした方が安全です。 分解にチャレンジする場合は、ネジの締め忘れやケーブルの抜け、差込をしっかり行うなどに細心の注意を払いながら行いましょう。もちろん上記の電気対策も忘れずに。注意さえしっかりすれば割とすんなり行えるので、試してみるのもいいでしょう。
 ・挿し方を間違えない
基本的には、本体内部のマザーボードに挿さっているだけなので、中を開けて自分の手が届くようになるまで分解していけばいいのですが、いざ挿す時に挿し方を間違えたまま強引に挿すと壊れてしまうこともありますので、挿す側と挿し口をよく見てから行いましょう。

 ここまでの内容をふまえた上で、増設を行ってください。必要な物は分解を行えるだけのスペースと、プラスドライバーだけです。もちろん分解の手順等がわかるよう、パソコンの取扱説明書などがあれば必ず用意して参照してください。

 参考までに、僕のノートパソコンのメモリ挿し場所を画像にして載せておきます。

ノートはほとんどの場合はこのように本体裏側の蓋を開けるだけで簡単に増設できます。ただし挿し口はデスクトップに比べ弱いので、注意しましょう↓

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