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マウスのトラブル・問題点

ここでは、マウス関連のよくあるトラブル、問題点について主だった事例を中心に簡単に触れてみます。

トラブル例1 マウスが動かない、マウスの動作がおかしいなど

・ボール式マウスの場合

マウスのお話」でも触れましたが、ボール式マウスは定期的な掃除が必要です。逆に掃除さえしておけば、構造上そう簡単に壊れる物ではありません。

ピックアップ! マウスの掃除方法
やり方はそう難しくはありません。まずは拭くもの(布、ガーゼなどがベスト)とピンセット等先が細いもの、それとできればOA用クリーナー液か、消毒用などのアルコールを用意してください。無ければ、家庭用の中性洗剤を薄めたものでも結構です。洗剤等は直接マウスには付けず、布などに軽くかけて使います。次に、マウスのボールを取り出し、拭き取ります。最後に、マウス内部のローラー部についているゴミ屑(消しゴムのカスのようなもの)をピンセットで取り除きます。この時、ローラーが傷つかないように注意しましょう。
 以上で、掃除は終了です。取り除いた後のさわやかな達成感をお楽しみください。
※掃除についてはいずれ、1回の記事としてご紹介致しましょう。

・光学式マウスの場合

こちらも「マウスのお話」で少々触れましたが、光学式マウスはそれに対応したパッドを使う必要があります。
基本的には光沢のない、無地の物を使用します。光沢があるとマウス下部から発光している光が乱反射し、センサーが上手く認識しません。マウスパッドによっては「光学式用」と書いてあるものがありますので、見た目で判断がつかない方はそちらを利用するといいでしょう。

・有線、コードがある場合

線で繋がっているものが動かない場合、コード内部での断線、もしくはマウス本体が故障している可能性があります。PS/2コネクタ接続の場合は下記の(・PS/2接続マウスの場合)をまず参考にしてみて、それでも直らない場合は断線もしくはマウス本体の故障の可能性を疑ってください。
USB接続マウスの場合は、まずパソコン側の同じUSB接続口に何か違うUSB機器を繋げてみて、正常に動くかどうか試します。もし別のUSB機器も動かない場合は、そのUSB接続口の故障と考えられますが、動いた場合は断線かマウス本体の故障の可能性があります。
線を動かすと直ったりする事もありますが、このような場合はもう使い物にならない状況ですので、買い替えを検討しましょう。

・ワイヤレス、コードレスマウスの場合

同じく「マウスのお話」でも触れましたが、ワイヤレスマウスは無線という機構上、距離の制限があります。あまりにも遠くに置いてしまうと、PC本体についている受信機まで電波が届かず、結果的に動作しなくなってしまいます。間に障害物がある場合も同様ですので、マウスと受信機の回りはきちんと整理しておきましょう。

そしてもう一つのよくある原因が電池切れです。画面上に電池残量を確認できるメーターがある場合はそれで残量を確認できます。無い場合は、光学式の場合、電池が切れると発光していませんので、そのような時も電池を交換してあげましょう。

・PS/2接続マウスの場合

PS/2接続のキーボードにも言える事ですが、PS/2接続はUSB接続と違い、パソコン起動時にコネクタに接続されていないと、動作しない事があります。これはパソコン(マザーボード)によっては起動後に接続しても操作するものもあるようですが、起動後の接続に対応していないものは、一度電源を落として接続しなおしてから再度起動して上げましょう。


※注意!

普段Windowsのシャットダウン画面で電源を落としている方は、マウスが効かなくなるとつい本体の電源ボタンを押しがちです。電源ボタンを押した時の動作がWindowsのシャットダウンになっている場合はいいのですが、もしそうでない場合(ボタンを押すといきなり電源が落ちる)場合は、故障の原因にもなり得ます。
マウスが効かない場合はまずはキーボードを使ってのシャットダウンを試みましょう。例えばWindowキー(旗のようなマークのキー)と矢印キー、Entetキーを使ってシャットダウン画面を開いて(Altキー+F4キーでもシャットダウン画面が開きます)電源を落とすなどです。
それでもダメな場合(キーボードも動かない時など)は、電源ボタンを使いましょう。
また、上記の例を試してみても直らない場合は、マウス本体が故障している可能性を考慮しましょう。

トラブル例2 マウスが使いづらい

最もよくある例が、クリックやダブルクリックがしづらい、ダブルクリックのタイミングがつかめない、などです。他に、ポインタ、カーソルの動きが遅い、もしくは早過ぎる、などがあります。
これらの主な原因は故障ではなく、Windowsの設定で調整する事が出来ます。もちろん故障の場合も無くは無いですが。
前回の記事「マウスの設定」を参考に自分に合った設定に調整してあげましょう。

トラブル例3 マウスの初期不良、欠陥など

 もし購入してまだ殆ど時間の経っていない場合は、初期不良の可能性があります。トラブル例1を参考にしても直らない場合は購入したお店などに持ち込みましょう。もしあれば保証書とレシート、領収書は必ず持って行きましょう。
製造メーカー(パソコン本体付属品の場合はそのパソコンを製造したメーカー)のホームページで不具合の情報が掲載されている場合もありますので、その場合は掲載されている内容にしたがって対処しましょう。

その他のトラブル例

 ここで紹介したのは主だったよくある例です。中にはもっとイレギュラーな例でトラブルとなっている場合もあります。そういった場合、つまり上記のトラブル例が参考にならなかった場合は、使用している“状況の詳細”、つまり何をしている時にどういう操作をしたらトラブルに成ったか、などををしっかりと把握してから、同じようなトラブルが無いかどうかインターネットで検索をかけてみましょう。


・マウス購入について

 現在の所の価格状況は、ボール式、光学式共に有線タイプの相場が700円〜2000前後。ワイヤレスが3000〜4000円前後、その他に値段が左右される点としては、形状が使いやすいかどうか、分解能(下記ピックアップを参照)などによるようです。
※ちなみに、マウスの価格が知りたい方は「価格.com マウス」が参考になると思います。

ピックアップ! 分解能とは?
 分解能とは簡単に言うと、「どれだけ精密に反応してくれるか」を表しています。分解能が良いほど、少ない動きに対してカーソルが精密に動いてくれます。数字では400dpi、800dpiのように記載されていますが、数値が高いほど高性能である事を示しています。

関連サイト
価格.com マウス
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